過酸化脂質のできるのを防ぐことができるビタミンはビタミンE、ビタミンCとビタミンAの仲間のカロチンの三つです。
この三つの摂取冠が高い食生活をしている地域に住んでいる人はガンや虚血性心疾患(心筋梗塞の主な原因)にかかりにくいといわれています。
ところで、ビタミンEをたくさん取っていると老化しにくいのでしょうか。
動物ではたくさんのビタミンEを与えていると、生殖機能の低ドが遅れるといった現象が観察されています。
また、ビタミンEが不足している動物や他の病気が原因でビタミンEが不足してしまった人の組織にも、亡くなった老人の心臓や脳に貯まっているのと企く同じ色素の沈着がみられます。
この色素は過酸化脂質由来のものです。
そういうわけで、ビタミンE欠乏と老化が似た機構で起きているのではないかと推測されているのです。